dr-machida.com 2004年4月5日更新

足底挿板の費用は?

 高田馬場病院(月曜日午前午後、水曜日午前)、麻布整形外科クリニック(木曜日午前午後)、新所沢清和病院(土曜日午前)における健康保険を使った足底挿板製作の価格です。義肢装具士がいる時間に御来院いただければ初診、仮り合わせ、出来上がりの3回(1から2週間ごと)の診察となります。その後に靴、中敷きを使ってみて、微調整を御希望の場合には御来院ください。

 他院で外反母趾手術を受けた患者様でも靴の調製をさせていただきます。

例: 外反母趾、健康保険3割負担の場合の自己負担金額


病院へのお支払い
初診料750円
再診料2回分680円
X線写真 両足830円
足底挿板作成のための採型料4,200円
合計6,400円
 健康保険の金額は病院により異なる場合があります。追加の検査や診断書料が掛かる事があります。(2004年11月現在)

義肢装具士へのお支払い
足底挿板10,846円 (36,153円を患者さんが立て替え払い、後に7割返却)

厚い中敷き  当院ではドイツの材料を使用した厚い中敷きを作ります。足底挿板の価格は決められています。病院で作る足底挿板は薄い物や短い物を作っても同じ価格ですから、良い材料で作る事をお勧めします。足底挿板の料金は全額を患者様からお預かりし、健康保険組合などの支払い基金に診断書、義肢装具士の領収書などを提出して、手続きをとれば、後日、金額の7割が、患者様に返却されます。

 この金額は厚生労働省により決められています。他の調整を追加し、加算する事もあります。既に病院で、健康保険を使って足底挿板を作った場合には成人では1年6カ月経過しないと、健康保険は使えません。ですから2足目を御希望の方は、シュリット社(アルカ)などで自費でお作りなさるようお勧めします。

「補装具の種目、受託報酬の額などに関する基準付)慣性用部品等の指定基準」
身体障害者福祉法 厚生労働省告示第116号 (平成15年3月25日改正)
児童福祉法 厚生労働省告示第117号 (平成15年3月25日改正)
官報号外第238号 (平成16年10月29日改正)
平成15年度 改訂版

靴屋へのお支払い
ドイツのコンフォート・シューズ
、または、中敷きの取り外せる運動靴
1から4万円
 ドイツのコンフォート・シューズ、サンダルは3から4万円、運動靴は1から3万円くらいです。

 靴は健康保険が効きません。厚い中敷きの入る靴を靴屋で購入していただきます。できるだけ購入前に御来院ください。既にドイツのコンフォート・シューズや厚い中敷きの取り外せる運動靴をお持ちの場合には、御持参ください。

 ドイツのコンフォート・シューズの一例です。厚い中敷きを交換できます。

 市販の普通の靴では、厚い中敷きは入りません。また、大きめの靴では長さが長いだけで、深さが有りませんので厚い中敷きは入りません。

足底板作成の手順

「シャウム」で足の型取りをします。シャウムはドイツ製のスポンジの様な型取り用の材料です。
足を入れて立つと、沈んで型が採れます。


シャウムに樹脂を流し込んで足型の陽性モデルを作成します。

陽性モデルに合わせて足底板を作成します。

出来上がった足底板です。この例では足の裏の形が複雑なために、体重を適切に分散する形に作りました。
異なる3種類の材質を用い、底の材質は硬く、土踏まずと中足部パッドが隆起しています。表面は「マルチフォルメ」です。マルチフォルメは通気性に優れ、適度な柔らかさ、滑り摩擦があります。

シャーレ、つまり踵部の凹みが強く、踵をしっかりとサポートします。

糖尿病性神経障害、脊髄症などによる「しびれ」知覚異常には、さらに軟らかい材料を使います。


整形靴の元々の中敷きを取り外して足に合わせて作成した足底板を入れます。

この足底板は厚いので、通常の市販靴には入りません。厚い中敷きが取り外せる運動靴には入ります。


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